こんにちは
今日は、ギター初心者がまず最初に
「どんなコードから覚えるのが良いか」
というテーマでお話ししていきます
ギターを始めたばかりだと
- コードが多すぎて、どれから覚えればいいか分からない
- CとかGとか言われても、覚えられる気がしない
- とりあえず丸暗記しようとして、挫折した…
この記事では、
- コードとはそもそも何か
- 初心者が最初に覚えると上達しやすい順番
- コード同士の「つながり」を意識した覚え方
をやさしく解説していきます
そもそも「コード」とは
コードというのは、3つ以上の音を同時に鳴らしてできる「和音(ハーモニー)」のことです
違う楽器同士のミュージシャン達の「Cを弾いて」「Gに進もう」という会話が通じるのは、
お互いがそのコードの中身(どんな音が入っているか)を共有しているからです
コードの数自体はとても多く存在しますが、
最初から全部覚える必要はまったくありません
基本的なコードと、その法則を少しずつ覚えていく方が、結果的に上達が早いです
まずは「オープンコード(ローコード)」から
初心者さんが最初に取り組むべきなのは、
オープンコード(ローコード)
と呼ばれるコードたち
オープンコードとは、
- ギターの一番手前側(ナット〜1〜3フレットあたり)を使う
- 開放弦(何も押さえていない弦)を含むことがほとんど
- 音の数が多く、音量を稼げるためアコギの弾き語りでは必須
といった特徴があります
ギターの教則本やレッスンでも、
このオープンコードを「最初の関門」として扱うのが、ある意味伝統になっていると思います
確かに、最初は指がつりそうになるかもしれません
でも、ここを乗り越えると、
- 弾き語りができるようになる
- ほとんどの曲のコード進行が弾けるようになる
- コード進行と歌詞が書いてあるコード譜を読めるようになる
という大きなメリットがあります。
左手のフォーム「クラシックフォーム」と「シェイクハンドフォーム」
コードの押さえ方に入る前に、左手のフォームを簡単に確認しておきます
ギターの左手フォームは、大きく分けて次の2種類があります
クラシックフォーム
- 親指をネックの裏側(真ん中〜やや下)に置く
- 指先が指板の上をまっすぐ向くように構える
- クラシックギター、速弾き、複雑なコードなどでよく使われる
指を大きく開きやすいフォームで、特に難しいコードを押さえるときに力を発揮します。
シェイクハンドフォーム(ウェスタンフォーム)
- ネックと「握手する」ように、手のひら側でネックを包む
- 親指がネックの上部に出ている状態
- アコギの弾き語り、ブルース、ロックなどでよく使われる
初心者さんが最初に覚えるオープンコードは、
このシェイクハンドフォームで押さえるものがほとんどです
この左手のフォームはかなり重要です
レッスンでは詳しく指導しています
初心者におすすめの「6コード」
初心者の方はまず、次の順番でコードを覚えるのがおすすめです
- Em(Eマイナー)
- E(Eメジャー)
- Am(Aマイナー)
- C(Cメジャー)
- G(Gメジャー)
- Dm(Dマイナー)
とりあえずこの6つが弾けるようになるまで練習してみましょう
それぞれのコードの「覚えやすさ」と「つながり」も含めて、順番に説明していきます
① Em(Eマイナー)── 最初の1つ目に最適なコード
最初は、Em(Eマイナー)です

- 押さえる弦がたった2本だけ
- 残りの弦はすべて開放弦
- 6本全部使う
- シェイクハンドフォーム
という、初心者にとって理想的なスタートです
ギターでコードを弾いたことない方は、
まずこのEmから始めてみてください
② E(Eメジャー)── Emとの違いを感じよう
次に覚えたいのが、E(Eメジャー)です。

実はこのEメジャー、
- Emの形に「指を1本足しただけ」
で押さえることができます
EmとEを交互に弾いてみると、
- Em:少し切ない・暗めの響き(小文字のmはマイナーの意味)
- E:明るくて力強い響き(大文字のアルファベットに何もついていない場合はメジャーコード)
という違いが、耳でハッキリ分かります。
この「マイナーとメジャーの違い」を最初の段階で体験しておくと、
後々コードの理解がとても楽になります。
③ Am(Aマイナー)── 形を「そのままずらして」覚える
3つ目に覚えたいのが、Am(Aマイナー)です

このAmは、Eメジャーの指の形をそのまま1弦分(正面から観て下方向に)ずらした形で押さえます。
つまり、
- Eメジャーの形 → 1セット覚える
- その形をスライドさせると Am に変身
という「セット技」になっています
音を聴き比べてみると、やはりAmも、
どこか切なくて、少し暗めの響きがします
④ C(Cメジャー)── Amと親戚のような関係
4つ目に覚えたいのが、C(Cメジャー)です
Cはギター教則本でも超定番のコードですね

レッスンでは、
- Amの押さえ方
- Cの押さえ方
を見比べながら覚えてもらっています。
AmとCは指の位置がとても似ていて、共通音が多数あります
- 音が1つだけ変わると Am が C に変わる
という関係です
これを意識しながら練習すると、
- 「コードをバラバラの形として丸暗記する」のではなく
- 「共通音とそこからの応用を用いて記憶する」
ことができるようになります
⑤ G(Gメジャー)── 最初の大きな山
5つ目に覚えたいのが、G(Gメジャー)です
Gは押さえる場所がやや広く、

- 指を大きく開く必要がある
- 6弦・1弦側まで指を伸ばすので、最初はつらい
という理由から、初心者がつまずきやすいコードでもあります
ですが、Gは弾き語りでもポップスでも、
よく登場する超重要コードです
C → G → Am といった定番進行の中でも主役ですので、
時間をかけてでも、ここはぜひ乗り越えてほしいポイントです
フォームをしっかり意識して押さえれば、
決して「根性だけで乗り切るコード」という訳でもありません
ゆっくり、丁寧に、指の位置を確かめながら練習していきましょう
⑥ Dm(Dマイナー)── 高音弦の抑え方と親指でのミュート
最後に紹介するのが、Dm(Dマイナー)です。

Dmは、他のコードに比べると少し形が特殊で、
- 押さえる弦の位置関係が、ちょっと複雑に見える
- 指で「三角形」を作るような形になる
といった特徴があります。
コツとしては、
- 指の配置を「三角形」として頭の中にイメージする
- 6弦は親指や左手で軽く触れてミュートしておく
と、音がまとまりやすくなります。
Dmを覚えると、少し大人っぽい雰囲気の曲や、
切ないバラードの世界観を表現しやすくなります。
丸暗記ではなく「関連付けて」覚えていく
ここまで紹介した6つのコードは、
- Em と E:指1本の差で響きが変わる
- E と Am:形をそのままずらすだけ
- Am と C:共通点の多い親戚コード
例えばこんな感じの「つながり」をラベルにして貼っておくと、記憶力の助けになります
そしてコードを覚えるときは、
- 1個ずつ孤立した形として覚えるのではなく
- 「このコードとあのコードは、ここが似ている」
という「関連性」を意識しながら練習するのがとても効果的です
そうすることで、
- 耳でコードの違いを感じる力
- 理屈としてコードを理解する力
どちらも一緒に育てていくことができます
まとめ:まずは「6つのオープンコード」から始めてみよう
今回ご紹介したコードをおさらいすると、
- Em(Eマイナー)

- E(Eメジャー)

- Am(Aマイナー)

- C(Cメジャー)

- G(Gメジャー)

- Dm(Dマイナー)

まずはこの6つを、
- きれいな音で鳴らせる
- ゆっくりでもコードチェンジできる
というところを目標にしてみてください。
最初は指も痛くなりますし、
手がつりそうになる瞬間もあると思います
ですが、この6つのコードを丁寧に身につけることができれば、
あなたのギターライフは一気に楽しくなります
「コードの押さえ方に自信がない」「独学だとフォームが合っているか分からない」
そんな不安が少しでもあれば、ぜひ一度マンツーマンレッスンも検討してみてください。
レッスンでは、
・Em / E / Am / C / G / Dm の6コードを最短ルートでマスター
・あなたの手の大きさや体格に合わせたフォーム調整
・実際の曲の一部分を使った、楽しいコードチェンジ練習
などを、やさしく丁寧にサポートしています。
まずは体験レッスンから、お気軽にご相談ください。
※お問い合わせの際に「最初のコードの記事を読みました」と一言添えていただけるとスムーズです。



コメント