コードを一つずつなら押さえられるのに、曲の中で替えようとすると手が止まる
そんなときは、指を速く動かす前に「どの指を動かすのか」を整理してみましょう
今回はAm(エーマイナー)とCを使います
この二つは、同じ位置に残せる指が二本あります
変わる部分が少ないので、コードチェンジの動きを確かめる練習に向いています
コツ1:動かさなくてよい指を見つける
標準チューニングで、まずは次の形を作ります
弦は細い側が1弦、太い側が6弦です
- Am:人差し指は2弦1フレット、中指は4弦2フレット、薬指は3弦2フレット
- C:人差し指は2弦1フレット、中指は4弦2フレット、薬指は5弦3フレット
どちらも5弦から1弦までを鳴らし、6弦は弾きません
5弦から1弦のうち、押さえていない弦は開放弦として鳴らします
6弦から順に表すとAmは「x02210」、Cは「x32010」
xは弾かない弦、0は開放弦、数字は押さえるフレットです
見比べると、人差し指と中指の場所は同じ
AmからCへ移るときは、この二本を弦に残し、薬指を3弦2フレットから5弦3フレットへ移します
CからAmへ戻るときは逆です
毎回すべての指を離して、最初から形を作り直す必要はありません
コツ2:薬指の移動だけを取り出す
最初は弦を鳴らさずに、薬指だけをゆっくり往復させます
指を大きく持ち上げず、弦を越えられる程度に離して、次の場所へ置きましょう
残す二本を強く押し続ける必要はありません
位置の目印にするつもりで、力を入れすぎないことが大切です
5回ほど往復したら、各コードで5弦から1弦まで一本ずつ弾きます
Cの3弦が鳴らない場合は、4弦を押さえる中指が触れていないか確認
1弦が鳴らない場合は、人差し指が寝ていないかを見ます
力を足す前に、指先の位置や角度を少しずつ調整してください
コツ3:次のコードへ移る時間を先に作る
指の道順が分かったら、声で「1、2、3、4」と数えます
1でAmを一度鳴らし、2と3は響きを聴き、4で薬指をCへ移動
次の1でCを鳴らし、同じように4でAmへ戻します
4拍目は移動のための時間なので、音が短く切れても構いません
最初から毎拍ジャカジャカ弾くより、次の1に間に合わせることへ集中できます
メトロノームを使うなら、まずは毎分50〜60拍程度を目安に
間に合わなければさらに遅くし、数を数える間隔はなるべく一定に保ちましょう
今日の練習は「往復5回+8小節」で十分
薬指だけを5回往復させ、各コードの音を一本ずつ確認
そのあと、AmとCを1小節ずつ交互に8小節弾いてみます
確認するのは「次の1で鳴らせたか」「残す二本を毎回離していないか」の二つです
安定してきたら1拍目と3拍目を弾き、4拍目を移動に使う形へ進めます
移動がぎこちない日は、一度鳴らす練習に戻って大丈夫
まずはAmとCを、慌てず往復するところから始めてみてください
テンポの決め方も見直したい方は、「ギター練習は、あえて遅く弾くのも大事」も参考にしてみてください
押さえ方の参考:Fender「How to Play the A Minor Chord」、Fender「Learn to Play the C Chord on Guitar」



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