ギターを手に取ったものの、何を練習するか迷っているうちに時間が過ぎる
忙しい日は、そんな小さな迷いも減らしたいものです
今回は、1日15分で取り組む練習メニューを紹介します
今練習している曲を1曲選んだら、まずはこの配分で試してみてください
弾ける範囲や使える時間に合わせて、少しずつ調整していきましょう
15分を「2・5・6・2」に分ける
- 最初の2分:チューニングと準備
音を合わせ、今日取り組む場所を決めます
チューニングに時間がかかった日は、後の曲練習を短くして調整しましょう - 次の5分:課題を1つ練習
曲の中で止まりやすい部分を取り出します
コードの切り替え、リズム、単音フレーズなど、今日はどれを見るかを絞ります - 次の6分:曲の流れに戻す
取り出した部分を前後とつなぎ、余裕があればAメロやサビなど、ひとまとまりを弾きます - 最後の2分:確認とメモ
今日の課題をもう一度弾き、できたことと次回の出発点を1行残します
タイマーを使うと、同じ練習だけで15分が終わるのを防ぎやすくなります
配分は目安なので、毎回きっちり秒単位で合わせる必要はありません
5分の課題練習は、苦手な2小節から
曲を最初から何度も弾くと、すでに弾けるところにも時間を使います
短い時間では、まず「毎回引っかかる2小節」を見つけてみましょう
2小節でも難しければ、1回のコードチェンジまで小さくして構いません
たとえばサビの入り口で止まるなら、そこだけを弾き、どの瞬間で遅れるのかを確かめます
今日は「切り替えた直後の音を鳴らす」と決めたら、速さや音の強弱まで一度に直そうとしないのがコツです
その部分を弾けたら、前の1小節を加え、次に後ろの1小節も加えます
切り出した場所だけ弾けても、前から入ると指が間に合わないことがあるためです
続く6分では、そのつなぎ目を含むAメロやサビに戻して確かめましょう
コードチェンジを課題にするなら、「AmとCで覚える3つのコツ」も練習の出発点にできます
終わる基準は「時間」と「小さな確認」
「完璧になるまで」を終了条件にすると、練習が終わりにくくなります
15分たったら、課題が残っていてもその日は区切って大丈夫です
一方、進み具合を見るための基準は具体的にしておきます
たとえば「課題の2小節に前後1小節ずつ加えた計4小節を、決めた速さで止まらず2回弾く」
達成したら次回は範囲を広げ、まだなら同じ場所から始めます
この回数は合格試験ではなく、自分で比べるための目安です
メモは「サビ前4小節、2回中1回つながった 次は入り口から」で十分
何をしたかに加え、次に何をするかも残すと、翌日の準備が短くなります
5分しかない日は、1か所に絞る
時間がない日は、準備2分、課題2分、確認とメモ1分に縮めます
チューニングを済ませたら、前回のメモにある場所を1つだけ練習しましょう
新しい教材を探す日、難しい曲に挑戦する日があっても構いません
ただ、短い日は「今日はここ」と決めておくと取りかかりやすくなります
弾く場所が決まり、次回の出発点が残れば、短い練習にもまとまりが生まれます
1曲を続けて練習する考え方は、「毎日同じ曲を弾いてみる」でも紹介しています
参考:Fender「Do This One Thing Before You Practice」、Fender「How Much Should I Practice?」
具体的な時間配分と練習手順は本記事用の提案です


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